いち髪で抜け毛が増えたけどいい思い出になった話

フローラルでとってもいい匂いのいち髪シャンプー。手ごろな値段で使っている人も多いのではないでしょうか。しかし、最近ネット上でいち髪を使用すると抜け毛が増えるという噂がささやかれています。果たしてそれは本当なのでしょうか。

中学三年生の時にいち髪を使っていた私の体験を交えながら、噂の真実を紐解いていきましょう。

いち髪とは

いち髪はクラシエが展開しているヘアケアシリーズです。シリーズ全体のモチーフは桜で、香りも山桜のにおいで甘くさわやかに仕上がっています。純・和草プレミアムエキスが配合され、その内容はヒオウギやツバキの成分、ユルメという米のとぎ汁の成分など日本で古来よりヘアケアに使われてきた成分です。

「いち髪」というシリーズ名は昔の言葉で女性の身だしなみを「 一に髪を整え 二に姿を そして三に化粧」と表現していたことに由来しています。日本人女性の髪質と和草にこだわってつくられたのがいち髪シリーズで、2006年に発売されてから変わらずに人気の商品です。

いち髪の成分

2018年に新しく「いち髪ナチュラルセレクト」というシリーズが発売されましたが、従来のいち髪シリーズに比べ値段が高めで成分も変わっているので、今回は従来のいち髪の成分を見ていきましょう。水、ラウロイルサルコシンTEA、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン、PPG-2コカミドなどの成分が含まれています。

シャンプーですので、最も多く含まれているのは、水です。洗浄成分であるラウロイルサルコシンTEAはアミノ酸系洗浄剤に分類されます。アミノ酸系洗浄剤は、保湿力に加え、洗浄力や殺菌力も持ち合わせている成分です。

保湿力があるといえど、この洗浄力の強さは頭皮に大きな刺激を与えています。そうしたラウロイルサルコシンTEAの働きをフォローしているのがその他の純・和草エキスです。また、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタインは地肌への刺激が少なく、肌に優しい成分といえます。

いち髪で抜け毛が増える原因

ずばり、いち髪で抜け毛が増えたと感じる人が多いのは、水の次に記載されているラウロイルサルコシンTEAです。石油系の界面活性剤に比べれば刺激は少ないアミノ酸系洗浄剤ですが他のアミノ酸洗浄剤に比べると、ラウロイルサルコシンTEAの洗浄力は強いといえます。

汚れが落ちるということは、うるおいも落とし過ぎて頭皮の乾燥を招き、抜け毛を増やす可能性もあります。また、いち髪シリーズのシャンプーやコンディショナーにはシリコンが含まれています。シリコンは髪を保護し美しく見せてくれる半面、洗い残すと頭皮の毛穴が詰まる原因になってしまいます。

頭皮の状態が健康に保たれなければ、髪はしっかり生えないため抜け毛が増加してしまうということです。

私がいち髪を使い始めたきっかけ

私がいち髪を使い始めたのは、中学3年生の頃です。当時、髪は短く、背も低かった私は小学生男児のようでした。しかし、髪の長い友達が常にいいにおいがしていることに憧れていて、思い切って聞いてみるとシャンプーのにおいだと教えてくれました。

私は当時、薬局で1番安いシャンプーを使っていましたが、その友達のようなフローラルなにおいはしていませんでした。なんのシャンプーを使っているのか聞きたかったけど、真似したと思われるのも、また、そういう女の子のものに興味があるとバレるのも嫌でした。

当時、男の子みたいな身なりと性格だったため、女の子のものに憧れる自分が恥ずかしいと思っていました。そのため、ひっそりお母さんにだけ相談して、いいにおいのシャンプーを一緒に探しました。

ただ、いまいちどれがいいのかわからず2か月くらい過ぎていき…。シャンプーについて忘れかけた時にお母さんが買ってきてくれたのが「いち髪」でした。今まで使っていたのがあまりに安いシャンプーだったので、はじめていち髪を使った夜は衝撃的に髪がつるんつるんでいいにおいになったのを覚えています。

本当にいいにおいで乾かしている時ににおいがするのが気に入ってドライヤーを面倒臭がらずに毎回するようになったのもこの時期です。そして、友達にも「シャンプー変えた?いいにおいがする」と言われました。そんなこと人生で初めていわれたのでとても嬉しかったのを覚えています。

私の場合、いち髪を使うまで髪を乾かさずにそのまま寝てしまったり、コンディショナーやトリートメントを使わず、リンスインシャンプーで済ませていたりしました。

そのため、いち髪使用後は「シャンプーすごい。いち髪すごい。」という満足感でいっぱいでした。私にとっていち髪は女の子への目覚めだったといっても過言ではありません。

3年使い続けて徐々に違和感が

そんな思い出深い「いち髪」シリーズですが、実は高校3年間お世話になった後に使用をやめました。においに飽きてしまったという理由もあるのですが、使うたびに髪がキシキシしたり、絡まったり、フケが増えたりという症状が出てきていたからです。

3年間使ってそうした症状が徐々に表れ始め、私の洗い方や使用方法が間違っているのかもしれないとも思いましたが、いい機会だったので新しいシャンプーに変えました。私の場合、1番感じていた違和感は、髪の絡まりでした。

髪がきしんで絡まるから抜け毛が増えていたという印象です。

いち髪は予防美髪

今回、この記事を書くにあたり、いち髪のホームページを初めて閲覧しました。すると、いち髪のコンセプトは予防美髪と書かれており、ダメージの補修よりも予防という意味合いが強いシャンプーなのかなと思いました。思えば、高校生の頃は、いっきにおしゃれや身だしなみに気を使うようになってヘアアイロンやカラーで髪を傷めていました。

そういった今までにはないダメージの蓄積によっていち髪のシャンプーが合わなくなっていってしまったのではないかなと今では考えています。しかし、私の周りではふつうに問題なくいち髪を使っている友達もいるので、結局個人差があるものなのだと思います。

ただ、洗浄力が強い成分が入っていることは事実なので、いち髪を使うと抜け毛が増えるというのもあながち嘘ではないといえるでしょう。思い入れもありますしせっかくいいにおいで値段も手頃なシリーズなので、洗浄剤の成分がもう少し優しいものになったらもう1度試してみたいと思います。

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